「子ども」も「子連れ」も多様性のひとつでしかない。ポートランド流、“子どものとなり”にある暮らし greenz.jp

2016年4月からはじまったgreenz.jpの新連載「世界と日本、子どものとなりで」にて、ポートランド×子どもの記事を執筆しました。


子どもを一人ひとりの「市民」として尊重するまちでは、「子ども」も「子連れ」も多様性のひとつでしかない。ポートランド流、“子どものとなり”にある暮らし
http://greenz.jp/2016/04/12/kodomonotonaride_pdx/

ポートランドというまちを「こども」を通じて紹介する、おそらく初めての記事になったと思います。

去年4月に訪れて、さまざまな出会いがあり、そのあとシティ・リペアの創始者マークと、こどもに向けたパーマカルチャーをベースとした教育に取り組むマットが来日し、SodaCCoでトークイベントを実施し、その中で感じたいろいろなことや整理できたこと、ポートランドに実際に住む友人と重ねてきた会話・・・なんとも、一本にストンと、なりました。

最近、保育園などの問題が世間で話題になるのを横目に見ながら抱えていた、なんだかモヤモヤした気持ち。この記事を書きながら、そのモヤモヤがなんだったのか、少しわかってきた気がしています。

それは、「子ども」も「子連れ」も多様性のひとつでしかないんだってばー!ただ、それだけなんだよーーーってこと。

どうもこの国は、何が正解で何が不正解かとか、正しい・正しくない、いい・悪いで物事を評価しがち。こどもがいたって、いなくたって、なんだか肩身の狭い思いをしたりね。なんなんだろうこれ???それはきっと、多様性を認め合うベースがあるのか?ってことなんじゃないだろうか。

ポートランドは、その一つの例。去年訪れた話題のまちでは、多様性を認め合うベースの上に、多様性を織り成す人々が「楽しい」「心地いい」を真ん中に暮らしていました。

問題に気づけば、身の回りから行動する。行動すれば変わると信じているし、変わる土壌を市民の手で作り上げてきた。

もともとレッジョだってそうで、「もう戦争の過ちを繰り返さない!それができるひとを育てていかなきゃ!」って、パッションあふれるマンマたちの手によってつくりあげられ、それが行政に認められて、今や行政主導で幼児教育がなされるまちになったのだ。

うん、わたしたちは変えていける。不満や怒りを愛に変えて、行動していける。ポートランドには、そんなヒントや、パッションが詰まっています。

不要なものにクリエイティブな息を吹き込む「スクラップ」をはじめ、子どもたちの多様な遊び場の紹介や、交差点をカラフルにペインティングしてしまう有名な市民活動「シティ・リペア」のこと、そしてポートランドに住む人の声などから、「こども」を通してみる、ポートランドをお伝えします。

読んで、ぜひ感想を聞かせてください!そして、ぜひシェアを、お願いします♡
6月にポートランドで開催するプログラムの詳細も。最近、保育関係の大学の方や学生の視察も増えているポートランド。プログラムと合わせて、ご希望に応じて視察のアレンジも可能です。ご相談ください。

楽しく!心地よく!行動していきましょう。わたしたち、一人ひとりが!

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子どもを一人ひとりの「市民」として尊重するまちでは、「子ども」も「子連れ」も多様性のひとつでしかない。ポートランド流、“子どものとなり”にある暮らし
http://greenz.jp/2016/04/12/kodomonotonaride_pdx/

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