2022年もよろしくお願いいたします!<2021年works一覧&2022年への宣言!>

ウェブサイトの更新をほとんどしないまま2021年が終わってしまいました。
スケジュールを見返してみたら、ずっと遊んでばかりいたようで
たくさんのことをアウトプットもした1年でもありました。

この1年を振り返り、2022年へのビジョンをくっきりさせるため
一挙に振り返りたいと思います!

■ 2021年 1月
WEBマガジン 雛形
特集「ふくしまの 友たちに 逢いにゆく」

早稲田大学ふくしま広野未来創造リサーチセンターのコミュニケーションのお手伝いをすることになり、2020年の秋頃から何度か福島・浜通りに通い、取材をしました。WEBマガジン 雛形 には、早稲田大学の案件の記事とともに、浜通りという土地と関わり生きている 5人の女性たちのことをじっくりと書かせていただきました。
1月は新年早々から海辺のカフェに毎日陣取り、何時間も、泣きながら記事を執筆していました。2011年よりも前から、友人との出逢いで通い続けてきた福島という土地にふたたび出逢いなおし、より深く見つめる、わたしにとってかけがえのない営みの時間。4月には富岡町・夜ノ森の桜を見に再訪してみんなと再会し、この記事からの日々の変化や彼女たちの成長や変容を共有してもらい、これからも浜通りを見つめ続けていくことを決心しました。何よりもおもしろい、彼女たちと、浜通りという土地!

Media : 雛形 hinagata
Editing : Wakana Mori ( hinagata )
Planning / Writing : Yumi Sato
Photo : Satoko Imazu

■ 3月
ショートムービー
MOTHER OCEAN “What’s your relationship with the ocean?”
– Voices from Okinawan Coral Reef Island –

逗子で出逢った海洋社会科学者 杉本 あおいちゃんの研究成果を世の中に広く・わかりやすく伝えるためのムービーの制作。2020年の秋頃に石垣島での取材・撮影を行い、オープニングのアニメーションの作画を「海獣の子供」の五十嵐大介さん、世界観をつなぐ音楽を 武 徹太郎さんにお願いしました。
石垣島で出逢うことができたムービーカメラマン・船越裕康さんには、撮影だけではない導きをたくさんいただいて、石垣島のレジェンドとも言える アクティビスト・山里節子さんに八重山のわらべうたをたくさん歌っていただき、ムービーの冒頭に入れさせていただきました。節子さんとの出逢いは本当に宝物。石垣でチンドン一緒にやるよ〜!と固い約束も結ばれているので、2022年は必ず現地へ行きますね!
アニメーション部分でお世話になった映像ディレクターの嶺 隼樹さんは、大の五十嵐大介さんファン!ということで、チームを引き連れて作画風景の撮影も行い、別作品も制作されました。こうして「八重山」によってつながったご縁の結晶として生まれた1本のムービーは、海外へも広く発信され、世界中の研究者たちにも視聴され続けています。

Client : Japan Fisheries Research & Education Agency (FRA)
Research Scientist / Narration : Aoi Sugimoto
Direction / Produce : Yumi Sato
Film / Edit : Hiroyasu Funakoshi (AWEARE)
Illustration : Daisuke Igarashi
Music : Tetsutaro Take
Director of the animation part : Junki Mine (ELEPHANT STONE inc.)

■ 3〜12月
山口ゆめ回廊博覧会
ちんどん おてんきや 連続出演
チンドン屋の仕事がほとんど延期・中止になる中、山口へは今年5回も呼んでいただき、たくさんの場所でショーをさせていただきました!

出演のたびに立派なフライヤーやパネルにもなっていて感動〜!ありがたやーーー

■ 5月
<富士山・精進湖>わたしのなかの自然を抱きしめる
Movement Medicine リトリート
2019年に初めて参加してわたしの人生の転機となった「Movement Medicine」のワークショップやリトリート。数少ない日本人ティーチャーであり普段はドイツ在住のユキ・ラクシュミナラヤニさんとともにリトリートを開催。開催中ずーっと富士山に見守られながら踊る、素晴らしい時間となりました。

■ 7月
ARCO Cristal ブランドコンセプトムービー
“Olá aqui é Chapada Diamantina” – アルコクリスタルの生まれるところ

2020年から、ブラジルの山奥の小さな村に住む妹とともにはじめたクリスタルブランド「ARCO Cristal」の世界観をより深く伝えるべく、現地のクリエイターとともにコンセプトムービーを制作。このために初めて補助金の申請もがんばって、実現することができました!写真では伝えきれないシャパーダ・ジアマンチーナの美しく壮大な自然を直感的に伝える素晴らしい作品になったと思っています。

Produced by ARCO Cristal
⁡Production, filmed, edited, and direction by Campo Criativo
Produce, script, poem, and co-direction:Yumi Sato(ARCO Cristal)
Music, voice, and model:Mai Sato Matsubara(ARCO Cristal)
ARCO logo design:Estúdio Caetê

■ 7月
ARCO Cristal ビジュアル制作 @屋久島
7chakra healing set カード/ブランドコンセプトビジュアル

ARCO Cristal 初の、撮影からのコンセプトビジュアル制作を屋久島にて実施!島在住のアートディレクターであり、雑貨店も営む てるちゃん=高久照美さんディレクションのもと、写真をyu- さん、モデルをAYUMIちゃんのall屋久島チームで制作しました。荒天が続きどうなることかと思いましたが…撮影の日は無事に晴れ、高波でさっぱりと浄化された海は素晴らしく美しかったです。

■ 7月
ARCO Cristal 展示会 @霧島
&「旅する親子がのぞいた世界」トークサークル
屋久島での撮影の途中、霧島に立ち寄らせていただき、ARCO Cristal の展示会とトークを開催。オーガナイザーの石川咲子ちゃんの素晴らしい采配で、クリスタルボウル奏者でミュージシャンのRanaちゃんとのコラボレーションや、久しぶりの “子ども”をテーマにしたトークサークルも行い、たくさんのパッションあふれるみなさんとアイディアやエネルギーを交換!

■ 9〜12月
公立小学校にて
路上(校門)ペインティング制作のための 連続アート授業

子どもが通う学校でのPTA的活動に初めて関わることになり、学年サポーターとして、授業とのコラボレーションでアート作品の制作を行うという大きなお題に挑戦!2018年の逗子アートフェスティバルでご一緒したアーティスト・嶋野ゴローさん(現在はオランダ在住)とオンラインで繋がり、子どもたちに直接「アートとは?」「デザイナーとアーティストの違いは?」等のレクチャーからはじめ、小学校周辺のまちの要素を探索し、デザインに落とし込んでいきました。毎週授業を行い、どんどん進めていくというかつてないスピード感!先生たち、保護者のみなさん、地域のみなさん、他の学年の子どもたちや卒業生たちなど、のべ150名ほどが関わり、ペイント作品が完成。このストーリーはまた改めて執筆したいと思っています。
ドローンでのムービー・写真の撮影は、石垣島のムービーでもお世話になったご近所さん・嶺ディレクターが子どもたちに大人気になりながら行ってくださいました。

■ 10月
ちんどん おてんきや PV公開!

チンドン屋稼業もかれこれ20年!?おてんきやも創立10周年!ムービーないの?と言われることも多かったため、文化庁の補助金を申請し、プロモーションビデオを制作しました。いつも素晴らしい写真やムービーを撮影してくれる京都の友人ちーぼー=西村ちさかさんに制作をお願いし、素晴らしいムービーに仕上がりました。宝物!
2021年はチンドン屋の仕事は少なかったけれど、来年から、また路上にお祭り空間を出現させるべく、さまざまな土地に伺えることを願っています。

■ 11〜12月
池袋・イケサンパーク&いけふくろう
「としま 編んでつなぐまちアート」
監修に 編み師203gowさんを迎え、池袋のまちをヤーンボミング。サンシャインシティさんからのご依頼で、構想段階からのプランニングとサポートを行いました。池袋といえば!の待ち合わせスポット「いけふくろう」も編み包まれて話題に!

■ 11月〜現在
ARCO Cristal 初の企画展・各地へのツアー
妹の一時帰国にともない、初の企画展を開催。展示会とともにカカオセレモニーなどの祈りとうた・舞の環を各地で実施中です。年末には沖縄にも訪れ、2020年からはじまった ARCO との旅で新たにひらいた扉や 数々の出逢い、これから実現していきたいことのこたえ合わせのような時間でした。

1月にはそのツアーの締めくくりの企画展&イベントも開催します。ぜひ遊びに来てくださいー!

他にも書けていないこまごましたこともいろいろとありますが、こうしてまとめてみると、これまでやってきたことがどんどんつながり実っていく、そんな1年だったように思います。やっぱり “つくる” ことが好きだな〜というのも再確認。ARCO Cristal を通じてコミュニケーション全体を考えるのもとっても楽しい。2022年は新しいプロダクトも発売予定なので、それにともなうビジュアル制作にもワクワクしています。

また、後半はカカオセレモニーをはじめ、祈りの場づくりのような機会がどんどん増えていきました。クリスタルのサポートでチャクラヒーリング、瞑想のガイドの機会も増えてきました。うた・声・音、そして体を使った表現への欲求は高まるばかり!チンドン太鼓をネイティブドラムに持ち替えたら、プリミティブな歌がどんどん溢れ出してくる。その古い記憶をたぐり寄せるような作業に、2022年は取り掛かります。ずっと思い描いていた “世界のさまざまな 輪になって歌う歌をみんなで歌う時間” というようなイメージが、妹がブラジルで学んできた「Dança da Paz Universal (世界平和のうたと踊り)」で急に現実となって表れました。この学びもますます深めていきたいです。

わたしがしていることはなんだろう?
2021年の途中で、言葉がふわりとやってきました。
楽しさを真ん中にした “遊び / PLAY” と “祈り / PRAY” をつなぐようなこと。

2022年は、新しい屋号として「play∞pray」という言葉を掲げたいと思います。
落ち着いたらサイトなどつくり直す予定です。

コミュニケーションやブランディングのお仕事も引き続きお受けしていきたいです。
こうして久しぶりに文字を書いていたら、ライティングの仕事もやる気になりました。笑

2022年も、たくさんの出逢いとめぐりあわせを楽しみにしています。

2022年元日
Yumi Sato / play∞pray

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