11/17(土) は山梨県・北杜市のレストラン「Terroir 愛と胃袋」で、世界中に散らばる市民主導のコミュニティ・プロジェクトなどの愛すべきクレイジーな同志たちのお話&ディスカッション〜妄想会議(ののち、子どもたちと近所をチンドン!)をしてきました。
「愛と胃袋」は世田谷・三軒茶屋から2年前に北杜に移転。おかみの恵海さんは三茶時代にもチンドン屋として呼んでくださったり、北杜に行ってからもずっと「お話会しようよ〜」とラブコールを送り続けてくださって、やっと実現することができました。
20人くらいの、これまた愛すべきクレイジーな住民のみなさんが集まってくださり、わたしからはポートランドのシティ・リペア、ベイエリアのコミュニティガーデンのこと、ハンブルクのパークフィクションのこと、レッジョのこと、その他国内外のネタを次々と投下。
すると各方面で活躍するプロフェッショナルなみなさんからはとってもまとを得た、一歩先ゆく質問もガシガシいただき、すごく実践的で明日につながる場になったと思います。
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北杜は移住者も多く、北杜らしい「農」をテーマにした取り組みがもう何年も前からなされてきました。
その当事者である市役所職員=ハイパー公務員こと浅川さんもいらっしゃり、そのお話も聞かせてくださいました。北杜市のほぼ全ての保育園に畑をつくり楽しく学びとつなげ、小学生は畑に裸足で連れ出し「北杜の子どもたちは目を閉じてトマト、ナス、ピーマン、キュウリ、カボチャの苗を当てることができる!」という状況にまでなったそう。今は別の部署にいらっしゃるそうですが、別の参加者の方々からもあれは素晴らしい取り組みだという声がガンガン上がりました。
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また、前日に見学させていただいた「うちゅうブルーイング」のルミコさんも。ポートランドに行かなかったらクラフトビールづくりを始めていなかったというルミコさん、北杜とポートランドに感じた共通点…環境、そして農が近くにあることなどなど。
その他あらゆる方面のみなさんと妄想会議し、たくさんのアイディアが出てきて、そしてみんなができることのリソースマッピング。基本的にはアタマをつかうお仕事、デスクワーク的お仕事のみなさんも、やっぱり土に近い暮らしの中にいるというのが、北杜の強みだなあと思いました。行政の人も、行政と民間をつなぐ人も、耕す人もつくる人も・・・なんとも個性的で、すごい人たちが集まっています。北杜、なんでもできちゃうでしょう!と!
一方で、クルマ社会で、人がなんとなーく集まる場所、何かが生まれる場所ができにくい、というのは大きな課題。今回のイベントのような場だけでなく、日常の中に気軽にふらっと立ち寄れるようなそんな場所があればいいよね。(イベントだとそれに興味がある人しかこない。これはどこへ行っても大きな課題です)
とってもワクワクするひとときでした。
愛と胃袋のえみさん、呼んでくださりありがとうございました!
一緒に会をつくってくださった愛美さん、ありがとうございました!
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こうしたコミュニティの“火付け” 役としてこれからもいろいろな場にいけたらな〜と思います。ニーズに応じて、なかなかいい働きさせていただきますよ!ご用命、お待ちしています。
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直近の予定としましては、
12/9(日)東京ミッドタウン・デザインハブにて、greenz.jp /東京アーバンパーマカルチャー/パーマカルチャーと平和道場 あたりの企画で、やはり「住民主導のまちづくり」まわりでのプレゼンテーション&ディスカッションの場を持たせてもらう予定です。(わたしの出番は夕方!ディナー・ポットラックもあります)
ぜひぜひ、遊びに来てください〜!