ごちゃまぜに まざりあって 生きるのだ🌈 ごちゃまぜパレード inいわき

ちんどん屋としてまちに音を響かせると、そこにある見えない壁が ビリビリ〜っと震え、音に巻き込まれててしまえば その壁がガラガラ〜っと壊れていく。これまでそんな経験を何度となくしてきました。

子ども/おとな、性別 国籍 人種 障がい・・・たくさんの壁が、ちんどん屋が一瞬で立ち上げる “祝祭” によって、ただただ「なんか楽しい!!!」っていう感覚に乗っ取られてしまう、感じ。

今年6月頃から準備をはじめ、いわきのまちの さまざまなみなさんとの出逢いがあり、11/6(日)に本番を迎える 全員参加型 “ごちゃまぜパレード”。「いわきにはこんなに多様でごちゃまぜなひとが住んでるんだよーーーっ!」という現実を、楽しさを真ん中に表現するパレードを実現できること。とーってもとーっても楽しみです!

今回は ただその日だけやるよ〜ってだけではなく、事前に楽器づくりのワークショップをさまざまな場所で・さまざまなみなさんとして、自分の楽器を持ってパレードに参加できるようにしました。身近にある木の枝と、まちの飲食店のご協力でいただいたビールの王冠、ご家庭などから集めた毛糸や布でデコレーションして「シャンシャン♩」「シャラシャラ♩」鳴る楽器をつくります。

先週 10/5 には 視覚障がいのあるみなさんと!
今週 10/14には公立小学校の4年生 約70人と一緒に!
10/15は ふーみんのチャコちゃん農園にて 親子たちと 剪定したブルーベリーの木で!
パレード前日11/5には、今回の企画をしてくださった、自転車やスポーツを通じて 壁のないごちゃまぜな世界を目指す自転車文化発信・交流拠点「ノレル?」
 にて!

素材もた〜っくさん準備してお待ちしていますので、身一つで来てくだされば OKです🌿🌈参加費は 無料〜!!!楽器はもちろんお持ち帰りいただけます。

先週、いわき市の公立小学校の4年生 約70人に向けて授業をしてきました。

全国の公立校の4年生が総合の時間で学びを深めていく「福祉」。4年生ともなればインターネットを駆使して、視覚・聴覚などの障がいについて、手話や点字ブロック、盲導犬、バリアフリーのことなどなどなんでも調べ上げ、発表しあっています。

⁡でも本当の意味でそれを理解するにはきっと、その当事者に出逢うことがとても大切。だから学校に招いてお話を聴く機会を設けていたりもするようです。

⁡そこからもう一歩踏み込むなら…
「友達になる」に 尽きる!

一緒に遊んだり、何かをつくったり、時間を共有できたら、子どもたちはもう友達になってしまう。それこそが、子どもたちの得意技だから✌️

⁡てなわけで
担任の先生たち、学校、そしてまちの劇場アリオスに全面協力いただき
1時間目から5時間目まで1日まるごと「ごちゃまぜDAY🌈」!
ごちゃまぜで愉快な仲間たちとともに、やってきました🎉

詳しい内容は、今回の企画を実現させてくれた、いわき市に拠点を置く「自転車文化発信・交流拠点ノレル?」&「一般社団法人日本パラサイクリング連盟」の あさかちゃんが書いてくれた詳細なレポートがあるので省略しますが👇



もう、いくつもの感動ポイントがあり、グッと涙をこらえていました。

1組と2組にわかれて

①自転車チームが担当するタンデム自転車(誰もがふたりで漕ぐことを楽しめる自転車を競輪選手も一緒に!)、ハンドサイクルやトライシクル(現役の選手が教えてくれる!)

足が不自由になって、お願いします、ありがとうって言えるようになって、マトモな人間になったわあと笑うマッちゃんに、ハンドサイクルを教えてもらう!
競輪選手の小酒さんとタンデム!太ももっ🦵🏼
力を合わせて、息を合わせれば、子どもたちだけでも乗れる〜

②身近にあるもので楽器づくり(わたし担当。日本中&ブラジルでも実施してもう数百人体験してるかも)

教室でやるのは初体験でした!

この2つのプログラムを、目が見えない・見えにくいメンバーや からだが不自由なメンバーと一緒に体験して、そのあとに校庭に大集合してみんなでパレードしたのですが、そのとき、4年生のみんなが自然と車椅子を押しはじめたり、目の見えないメンバーと寄り添って歩いたりっていう笑顔の風景がわ〜っと広がっていて。それを音がつないでいること、”楽しさ” が真ん中にある場が立ち上がっていることがもう、たまらなくうれしくて。

目が見えにくい友人いしいしがちんどんおてんきやのパレードに参加してくれたことが、この企画のすべてのはじまり。音を頼りに、誰もがパレードを楽しむことができる🌈
いつもみんなを盛り上げてくれたショーちゃん(右)「車椅子の人とか、困ってる人に”大丈夫ですか?”って聞くとみんな”大丈夫です”って応えちゃう。”何か手伝えることはありますか?”って聞いてくれたらとってもうれしいよ!」

今回、東京から参加してくれた、目が見えにくい女性マリーナの周りには常に女子たちがいっぱい張りついてアテンドしてくれて、3階の教室で楽器づくりをして、次の自転車体験がある校庭まで連れてってね〜と送り出した。そのあと何があったのか話を聞くと・・・

「一緒におにごっこしようよー!」と、子どもたち

え〜でも見えないよ!どうやったらできるかなあ?

このつくった楽器の音を使えばいいんじゃない?
そして、走るのは禁止!
オニがどんどん増えていく「増えオニ」方式にしよう!

と、いろいろ試行錯誤してみんなで遊んだり

「ジャンケンってどうやってやるの!?」

声で何出したか知らせるんだよ〜

じゃあそのやり方でやってみよう!

と、素朴な疑問をストレートにぶつけてやってみる。こんなことが起きてたらしい。

すごくない?😮
これこそ、本当の “学び” だよ〜〜〜
この経験、ずっと忘れないと思うよ。
5時間目にまさに、つくった楽器の音を活用したゲームを予定してたけど、気持ちよ〜く子どもたちに先を越されました。サイコー🎊

朝8時半・1時間目。
子どもたちにこんな話をしました。

//
ひとりひとりが
そのままの自分で
みんなで楽しさを共有して
生きられる世界
//

ここに集まったごちゃまぜなメンバーはみんな違う仕事をしているけれど、こんな世界を目指してそれぞれの活動をしています。今日は新しい友達をいっぱいつくってね!

そして一日をフルに使わせていただいて、先生たちも一丸となってくれて、4年生のみんなと “全員にとっての学び” をつくれたこと。こんな世界はつくれるね〜っていう体感をみんなで得られたこと。本当に本当に感謝・感動です。

ありがとうございました!!
こりゃあ全国の学校をキャラバンして回りたいですよ〜

足が不自由だけどクルマに乗ってきたショーちゃんマッちゃんに、クルマの中を見せてもらったり、どんなふうに乗るのか聞いてみる。教室移動中にも自然発生的に学びが生まれる!

🎪

いわきのまちの中で 道の上で ごちゃまぜな風景をつくる!

ごちゃまぜパレード本番は
11/6(日)11:30にアリオス前の大きな木の下に集合!
その前にはタンデム自転車の試乗会もあります🚲🚲

楽器づくりのワークショップは
前日11/5(土)FCパークのノレル?にて!
⁡→お申込はこちら

パレードもいちおう事前登録制ですが、当日きてもらってもOK
→詳細はこちら

⁡一緒にごちゃまぜに楽しみましょーーーーーう

地元の新聞「福島民報」の記事にもなりました。
https://www.minpo.jp/news/moredetail/20221014101534

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